筆者は西宮市で絶賛子育て中です。
先日、阪神地域と東京・大阪の保育料を比較した際に、
そもそも兵庫県内の保育料って、だいたいどれくらいなんだろう?
と疑問に思ったので、さっそくまとめてみました!
調査対象地域
今回の調査は、兵庫県の人口ランキングトップ10の自治体で比較しました。
今回比較に用いたデータは、各自治体の公式ホームページに記載の保育料金を使用しています。
(余談ですが、自治体のHPってなんでこんなに目的のコンテンツを探しにくいのでしょう…!!)
留意事項
- 2022年9月時点のデータです
- 市民税所得割額から推定した世帯年収を書いていますが、あくまで推定です
(所得割額からの年収の算出は、個人によって控除額が異なるため一概に求めることができません) - 保育標準時間で、一人目の子の保育料で比較しています
- ご自分の保育料は必ず源泉徴収票とお住まいの地域の保育利用料を照らし合わせて確認してください
- 市民税所得割の階層区分は自治体によって変わります。
保育料を推定年収別で比較
所得割額48600円未満(推定年収:〜330万)

加古川市と三田市が同額で最も高く、尼崎が最も安い結果となりました。その差は11700円でした。
神戸も安いですね。
所得割額97000円未満(推定年収:〜470万)

三田が最も高く、また尼崎が最も安くなりました。その差は6300円です。
西宮、神戸、尼崎はほぼ同等です。
所得割額169000円未満(推定年収:〜640万)

川西と三田が同額で最も高く、神戸が最も安くなりました。その差は8900円です。
尼崎は神戸と600円の差なので、安めになっていることが分かりますね。
所得割額213000円未満(推定年収:〜750万)

伊丹が最も高く、姫路が最も安くなりました。その差は10900円です。
所得割額301000円未満(推定年収:〜930万)

明石市と川西市が同額で最も高く、神戸市が最も安くなりました。その差は11300円です。
所得割額397000円未満(推定年収:〜1130万)

川西市と宝塚市が同額で最も高く、姫路市が最も安くなりました。その差は23500円です。
さすがに見逃せない金額差になってきました。同じ世帯年収でも、住んでる地域で毎月23500円の差はかなり大きいです。
所得割額397000円以上(推定年収:1130万以上)

尼崎市が最も高く、姫路市が最も安くなりました。その差はなんと32600円です。
同じ世帯年収ですが、保育料だけで年間約40万変わります。

兵庫県の保育料の高い自治体ランキング
これまで示した各年収ごとの保育料グラフの順位からランキング化してみました。
第1位:川西市 (66pt)
第2位:三田市 (60pt)
第3位:伊丹市 (56pt)
第4位:宝塚市 (55pt)
第5位:明石市 (44pt)
第6位:加古川市 (40pt)
第7位:尼崎市 (36pt)
第8位:西宮市 (34pt)
第9位:姫路市 (24pt)
第10位:神戸市 (19pt)
◆ ランキングの出し方
・各年収の保育料比較グラフで、保育料の高い順でスコア化(保育料1位が10点、10位が1点)
・スコアの合計得点順でランキング化(合計得点が高い=順位が高い回数が多い(=保育料が高い)
子育てママおすすめサービス
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まとめ
本記事では兵庫県の人口の多い市トップ10における保育料について比較してみました。
今回調べた10市においては、川西市が最も保育料が高く、神戸市が最も安いという結果になりました。※ 兵庫県の全自治体でのランキングではありませんのでご注意ください。
阪神地域(西宮、尼崎、宝塚、芦屋、神戸)と、大阪市、東京(渋谷区、墨田区、世田谷区)の保育料比較についても調査しています。こちらも予想外の結果になっていますので、ぜひご確認ください。
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